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久しぶりにコロナウイルスのことについて書いてみようと思います。

ワクチンが出来上がったと?確かに喜ばしそうなニュースではあります。

今までのワクチンとの違い

  • 端的に言ってしまうと、遺伝子組み換え食品と同じと考えていただければ、イメージがしやすいのではないかと思います。
  • ただ、遺伝子組み換え食品って、食べるものなんですよね。ワクチンの方は、血流の中に直接遺伝子組み換え産物を流し込むものなんですね。もっと正確に言うと、筋肉の中にワクチンをとどまらせて、免疫を形成させるというメカニズムのようです。
  • で、食べるものと血流の中に流し込むものと、どう違うのかという疑問が出てくるのではと思います。
  • 前者は、消化器系の中に入り、消化されてバラバラになり、栄養になります。後者は、循環器系の中に入り、そのままの形でとどまるということです。

「遺伝子組み換え」の何が問題なのか

  • 「遺伝子組み換え」という言葉に対して拒否反応を示される方も多いのではないかと思います。
  • そこで、なぜ「遺伝子組み換え」が良くないことなのか、について少し言及させてください。進化の過程で、塩基配列(遺伝情報の実体ということですね)がシャッフリングされて、多くの生物が生まれてきたわけですね。
  • しかしながら、20世紀末頃から、この塩基配列を操作できるような技術が出現してきたわけです。いわゆる遺伝子工学と言われるものですね。ただこれは生命操作とも取られかねないので、倫理的に問題が大いにあるとされてきました。
  • 例えば、自然に強い、害虫に強い農作物が遺伝子工学によって生まれたとすると、その農作物によって、多くの人類の食料として流通させる可能性を開くことができるということもあります。ここに遺伝子工学の進歩に期待がかかるわけです。
  • 逆に、そのデメリットとして、その農作物によって他の生き物(植物、動物など)が破壊されるということがあれば、本末転倒であり、ひいては生態系を破壊するという結果にもなりかねません。土壌から平等に養分を得て、多くの植物が共生していますが、それが崩れるという恐れもあるかもしれません。
  • 他に動物としては、蚊。遺伝子組み換えを行った蚊を放出するという取り組みも聞いたことがあったような記憶が。強制的に不妊の性質を獲得させた蚊を放出させれば、蚊が減少するのではないかという話です。
  • しかしながら、これによって逆に殺虫剤の効かない、しぶとい蚊が生まれたりするのではないかという懸念も考えられ、この取り組みに反対する科学者もいたようです。不利な状況に追い込まれた生き物の中から、状況を打破するような進化を遂げることもあったりするからですね。
  • 以上のこともあり、遺伝子操作というのは予測できない想定外の結果をもたらす恐れもあると考えられて来ていますね。

話を遺伝子組み換え食品、遺伝子組み換えワクチンに戻して

  • さて、食品とワクチンの話に戻りたいと思います。
  • 結論から言うと、遺伝子組み換え食品のどこが問題なのかというと、塩基配列そして、転写及び翻訳の結果生成された産物が問題とされているわけですね。
  • 塩基配列および転写産物って塩基の数珠つなぎですので、これが消化液によって消化されると、1個1個の塩基になるんです。これは全く無害ですので、心配ないです。ただ、生成された産物に関しては、これはよくチェックされて、食べても問題ないようなものだとわかっているものばかりだと思います。遺伝子組み換えによって、いわゆる毒素と言われるようなものを新たに獲得した植物だったら話は別ですが。じゃがいもの芽なんかは、もともと毒素持っていますね。そういうようなものがないかどうか、は流通させる前にチェックしやすいと思います。
  • ということで私個人的には遺伝子組み換え食品は全く問題ないと思います。ただ、遺伝子組み換えワクチンは少し気になるところがありますね。
  • ワクチンは直接静脈もしくは筋肉に注入します。消化液のようにすぐに分解されないような形で体の中に入って行くわけなのですが、問題はワクチン=ウイルスの性質を持つものなので、そこが心配ということです。ただ、全く分解されないというわけではなく、免疫系(白血球など)によって雑な分解は行われます。
  • 少しわかりにくくてすいませんが、ウイルスというのは、自分の遺伝情報を宿主(人間)の遺伝情報に埋め込んで(この時点で宿主の遺伝情報は上書きされてしまう)、子孫を生み出せるようにさせてしまうものなんです。そして、遺伝情報が上書きされるということは、生き物にとっては、みなさんがよくご存知の病気、「がん(悪性腫瘍)」にもつながっていくのです。
  • そもそも、(コロナウイルスではなく、昔からよく知られている)ウイルスによって腫瘍ができるということは医学界の中でも常識ではあります。
  • 遺伝子組み換え産物が体内に(消化されずに)直接入る、というのはおそらく特殊なことだと思います。ワクチンに限れば、遺伝子組み換えのワクチンというのは人類史上初めての話だそうです。未知な部分が大きいとされています。

ここまで来るとなんか宗教のようなものですね

  • 昔、ヨーロッパで宗教改革ってありましたが、結局カトリックからプロテスタント、そしてカルヴァン派など分派が生まれていったということもあるので、どれが正しい考えなのかってますますわからなくなってしまいますね。
  • 罪を犯してしまっても、贖宥状(免罪符)を買えば天国に行ける、という話を信じていた信者、生まれながらにして天国に行けるかどうかは決まっていると言う話を信じていた信者、といろいろいたそうです。
  • こういうことと同じ次元で、遺伝子組み換えワクチンは将来、副作用をもたらすのかどうか、については全くわからないというのが事実かもしれません。
  • 「全く副作用はない」と信じることも悪いことではないと思いますし、「10−20年後に何らかの副作用が出るかもしれない」と信じることも悪いことではないと思います。
  • 科学者、医師の間でも意見が大きく分かれるという状況になっているようです。
  • こういう考え方もあるかもしれません。「高齢者は余命のスパンで見れば副作用が出ることはないかもしれないので、遺伝子組み換えワクチンであっても、積極的に接種してもいい」という考えです。その反面、若い人は遺伝子組み換えワクチンを接種するのにより慎重にならないといけないのかもしれません。

ワクチンによる弊害を証明するのは難しいと思う

  • もし、仮にですね。20年後にワクチンによる副作用で、がんが発生してしまったと言うことで、接種を受けた人たちが国を相手取って訴訟を起こすなんてことも起こり得るかもしれません。
  • 今、日本では政府は「予防接種健康被害救済制度」というものを設けているそうです。数千万円ぐらいまで補償してくれるそうです。ただ、これもワクチンと副作用との因果関係がはっきりと証明されない限りは補償はないのではないか、と思います。
  • その因果関係なんですが、ワクチンを接種した時点と、副作用が現れた時点が相当、ラグ(時間の差)があればあるほど、因果関係は薄くなってしまうと思います。そもそも、人間はワクチンだけでなく、多くの要因によってがんになります。
  • もしかしたら、ワクチンはタバコよりも発がん性は低いかもしれません。タバコ吸ってがんになったからって、訴訟というのはあんまり聞かないですね。
  • 今、世界は勇み足でワクチンを打とうとしているように思います。ヨーロッパなんかは世界でも文明が最先端を歩んできた地域だと自負があるのかもしれませんし、ワクチンも世界に先駆けて打とうと考えているのかもしれないですね。日本もオリンピックを開催したいので、ワクチンを急いでいるのかもしれないと疑心暗鬼にならざるを得なくなります。
  • 若い方は、周囲の潮流に合わせる前に、よく考えて接種をする必要があるのかもしれません。政府やマスコミが「ワクチンは安全だ」「ワクチンを打って副作用がでた」とか大騒ぎするのを見ると、少し考えてしまいますね。

整形外科の話になるんですが...

  • 遅発性尺骨神経麻痺」という病名があります。私達も柔道整復の学校で学んだことがありますが、ふっと思い出しました。
  • 肘を骨折したりとか、重傷を負った患者さんに起こってくる後遺症なんですが、この後遺症が出るのが20年ぐらい先だと言う話です。
  • 20年も前のことと結び付けられるというのは、整形外科学特有の考え方なのかもしれませんね。がんというのは分子生物学、遺伝学関連の話になるのですが、やはり分子レベルだと、因果関係を見出すのは非常に厄介な世界なんです。
  • 整形外科学では20年前であっても因果関係を認めてくれるのに、ワクチンだと因果関係を認めてくれないというのは不公平だ、という声もあがりそうですね。
  • 私達ってなんのために生まれてきたんだろう。ひとりひとりの命ってどう考えるべきなんだろう。命の価値に差はあるのだろうか。
  • 今回のワクチンの話を聞いていて、そう感じるのでした。
  • 早く平常な世界に戻って欲しいですね。