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米国大統領選挙、そしてその結果。(1)の続きです。

でも、選挙って本当にエキサイティングですね

  • 選挙はエキサイティングです。

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  • なぜなら、全世界ほとんどの場合は開票作業が深夜から始まるからです。
  • 日本の場合は、ほとんどは遅くても夜中2時ぐらいまでには結果が出ますね。それを見守る人たちは、当然ながら寝られませんね。
  • だから、睡眠不足で体壊しそう…なんてこともあったりしそうですね。
  • でも、それもほとんどの場合は開票率10%にも満たないうちに当確って出ることも多いですし、ゼロ打ちもありますしね。比較的早くベッドに入って寝れることが多いのではないでしょうか。
  • しかし今回のジョージア州の上院議員の決選投票の開票作業を見ていても、私達日本人はお昼から夕方の時間にそれを見守っているわけですが、向こうは朝になりかけていても、結果がまだ出ないという程の接戦なわけですね。
  • 一番時間がかかったのが、郵送投票の開票作業だと言われています。これは最後にやる作業なので、なおさらですね。実は、このジョージア州の上院議員の決選投票もそうなのですが、郵送投票の開票を行うまでは、共和党の候補者が僅差(0.1%から0.2%程度!)でリードしていたのですが、これが郵送投票によってひっくり返されてしまったのです。
  • たかが一つの州の上院議員の再選挙なのですが、全国民が見守るほどの選挙だったそうです。上院が赤に染まるか、青に染まるかの選挙だったからです。
  • 結果的には、下院、上院、大統領すべてが青色に染まるという、ねじれのない政府になりました。
  • 一方ですが、昨年11月の大統領選挙は一週間以上かかっても結果が出ないという前代未聞の事態になりました。トランプが負けを認めないということも影響したとされていますが、裏で何か、大きな駆け引きなどがあちこちでされていたのではないかと憶測してしまいそうですね。
  • おそらくですが、トランプのような政治家は今後出ることはないかもしれませんね。これぞ未曾有の政治家、というような表現が似合うのでしょうか。今回の選挙でエキサイティングした方は非常に多いのではないかと思います。

資本主義の弊害は昔から言われていた

  • 資本主義とは、簡単にいえば富を所有するものが経済界を支配するという考えです。
  • 19世紀からすでに、これは問題になっており、貧富の差を助長させることになると言われていました。
  • 実のところ、米国大統領選挙においても、メディアの影響は無視することは出来ません。メディアがフェイクを流せば、多くの人がそれを信じてしまい、投票に影響が出てしまいます。
  • そのメディアでさえも、多くの企業の富豪が支配権を掌握していたりします。ですので、ここにも資本主義の影響があるのではないかと思います。
  • トランプ大統領は、Twitterを駆使し、選挙戦を進めようとしてきました。実はTwitterの影響は非常に大きいとされており、2016年の米国大統領選挙も、Twitterの影響が大きかったと言う論文も出ているぐらいです。
  • 選挙が終わった後、トランプ大統領が「私が独自のメディアを立ち上げることにしたい」と言っていたのを聞くと、やはりメディアが富裕層の言うようにバイデン議員に有利な、そしてトランプ大統領にとって不利な情報を流そうとしていたのかもしれないと感じますね。自分のメディアであれば、好きなことを発信できますからね。

米国の今後は?

  • 私が思うんですが、米国には先述したように自由主義が根ざしているのではないかと思います。人種にとらわれない、自分の国を第一に考えて世界の中でやっていくということができれば、決して衰退することもないのかなとも思ったりします。
  • 自分の国を作り上げて自由を」というと、昔、米国の開拓民がヨーロッパから逃れてきて、目指していた理念と似ているように思います。それがまさにトランプ大統領の目指していた「American First」とかさなるのではないかと思ったりします。

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  • 開拓民は争いを好んでいたわけではなく(ここが重要かなと思う)、世界大戦のときも、参戦をしたくないと考えている国家だったことは事実です。トランプも、貿易などを通してのグローバリゼーションの中に巻き込まれることよりも、自国内で経済を回そうとしていたのも、共通点がありそうですね。
  • 米国には州が50個有り、そして多くの国民が居ます。まとまりがないように見えるのですが、見えない団結力というのがあるのではないか、と思います。もし、米国が今後苦難にさらされることになったとしても、人種を超えた団結力で、乗り越えていくのではないかと思ったりします。
  • 日本にはいわゆる学校で使う教科書の検定というのがありますが、米国には無いそうです。それも含めた、様々なルールは全ての州が自主的に決めているのです。だから、まとまりがないと言われるんですけどね。
  • それでも、その50州をまとめ上げる強大な連邦政府というものがあってこそ、米国は一つの超大国として君臨しています。

米国旅行のすすめ

  • 皆さんもよかったら、米国へ旅行してみてはいかがでしょう?コロナが落ち着いてきたときは、ぜひ行きたいものです。
  • 余談ですが、私が米国に行った時の話です。ガイドバスに乗っていた時に、女性の運転手(黒人)が州間高速道路を走っていた時に、目の前に車が割り込んで来ましたが、その時に「Oh! My god!」と叫んでハンドルから手を上げたのです。
  • じわりと蛇行しかけていたこともあり、「ハンドル握れよ!」と心のなかで思いましたが…
  • さすが、アメリカと思いました。日本では見られない光景なのではないかと思います。皆さんもアメリカで面白い光景を見つけることができるかもしれませんね。

余談:選挙人投票で圧勝したケースはあるのか?

  • 先程、選挙人投票について述べましたが、このシステムは、全ての州において、ある程度有利(例えば候補者Aが70%得票、候補者Bが30%得票とか)だとしたら、全勝ということもあるのではないかと思い、少し調べました。
  • 実は、最初の選挙は233年前の1788年に行われているのです!すごいですね。当時は、初代大統領ジョージ・ワシントン大統領を含め、12人が立候補していたと言われています。
  • それによると、最も圧勝と思える大統領選挙が1936年に有りました。当時の大統領の名前、皆さん当てられそうですか?歴史の勉強で一度は耳にしたことのある名前だと思います。
  • ヒントを出すとすれば…「ニューディール政策」ですね。その大統領の写真ですが、Wikipediaより借用しています。

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  • 答えは、フランクリン・ルーズベルト大統領です。当時は、選挙人は531人で、523人を獲得して勝利しました。
  • 当時のルーズベルト大統領の得票率は60.8%でしたが、全州の国民から信頼されていたことが垣間見えるのではないかと思いますね。
  • 以上ですが、読んでいただいてアメリカのことに少しでも興味が湧いていただければ、幸いです。