コロナウイルスについて思うこと~血栓について(1)からの続きです。

血栓恐ろしや

  • 私達の体の中で正常に作動しているシステムに異常が発生すると、血栓を大量に形成してしまうという恐ろしい結果を招くことになります。これはどうしても避けたいものですね。

東洋医学では

  • 血栓に似た用語として「瘀血(おけつ)」という用語があります。もちろん、これも全身にできるという意味で使っています。ただ、東洋医学では「瘀血の体質」という表現で使われるという感じを受けます。強いて言えば、「血栓ができやすい体質」というふうに書き換えられるのでしょうか?「血栓は現象である」と考える西洋医学と少し微妙な差異はあるかもしれません。
  • ですが、瘀血に対する治療法なども東洋医学では結構研究が進んでいます。
  • ですので、瘀血に対する治療法は、新型コロナウイルスによる血栓形成に対しても、参考になるものがあるのではないかと思います。

血栓が全身に出来ているかもしれない?と気づくには

  • まず、血栓=栓のような大きな物体が動く、というイメージを皆さんお持ちになっているかと思います。ですが、ここではすこし違い、小さく凝固した血球の塊が大量に血管中を漂っていると考えていただきたいと思います。血液のシステムに異常が発生するわけですので、血栓そのものは全身にできます。ですので、すこしドロドロした感じになっていると考えていただければと。では、さっきの栓のような大きな物体と言うのは、正確には「塞栓」と言われます。
  • 「血栓があるかもしれない」と気づく。これはすこし難しいと思うんですが、私なりの意見が有ります。
  • たいていの方は「体調不良とか?」と答えるかイメージされる方かもしれません。これは正解で有ることは事実です。でも、体調不良と言ってもいろいろとあるかと思います。なんか気分がウッソウとしているなとか。これは確かにそう。
  • これは、Wikipediaなのですが、瘀血の「判定の方法」というのが書いてあるのですが、血栓に気づく際として参考にはなると思います。
  • https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%98%80%E8%A1%80
  • ここからは私なりの考えですが、排尿時の様子で考えています。
  • 元気に用を済ませられるときには、「ああ、尿の出がよいな」と感じます。なぜ尿の出が良いことが血栓と関係があるのか?についてですが。
  • 尿を作る一次器官は腎臓です。そして、腎臓では多くの微小血管がひしめき合って血液から尿をこし取っています。ですので、ここで血栓があると、腎臓に流れ込む血液の量が減少し、尿を作れなくなるのです。その量(腎臓に流れ込む血液の量)、1分あたり1リットルと言われます。ですので、血管の半径の変化は、腎臓に流入する血流の量に与える影響は大きいと思います。
  • また、血栓が増えるということは細い血管にとっては脅威であるということは想像いただけると思います。

じゃどうすればいいのか?

  • 一番簡単にできるのが、多くの量の水を摂取するということでしょうか。水を飲めば飲むほど、血管の中を流れる流体の量は増えます。ですので、血栓により血管半径が縮小してもそれを再び押し広げることにはつながる。でも、過度の摂取はよくありません。特に、心疾患のある方はあまり飲まないほうがいいと言われていますね。
  • また、横になるということですね。横になると、交感神経の働きが緩和されて、血管が拡張するようになる。横になり、リラックスすることで、尿量が増えると言うのは多くの方も感じておられると思います。

薬ではどんなものがいいのか?

  • 血栓の調節をする薬は多くが製薬企業で開発されていると思います。「抗凝固薬」、「抗血小板薬」なんて言われているものが多く処方されています。ですが、今回のコロナに関しては、私は漢方薬がいいのではないかと想像しております。
  • なぜ、漢方薬なのか?これに関しては、「新型コロナウイルスの研究はまだ始まったばかりだから」なのです。それに加え、新型コロナウイルスは我々のようにDNAを持つ生物に比べて、進化の速度が非常に速いのです。ですので、西洋医学のように創薬研究によって作られた薬が通用しなくなるという可能性も高いのです。また、西洋医学の薬は標的に対して、「限定的に」作用することを確認された上で、使われているのです。ですから、「全身調整」といった概念がない方だとは思う。
  • 漢方は、生薬と言われる天然の素材をブレンドして作っている。ですが、その配合比率、分子レベルでの構成比率などがすごく複雑。でも、飲めばなんだか効いてるような感じになるなとか。全身調整にも一役買っていると感じます。ただ構成比率が複雑なので、なぜ効いているのかを解明するのは少しむずかしいといった感じです。
  • ですが、自然の素材を摂取することで、体調が良くなるということを経験的に漢方研究者は理解していると思います。
  • ただ、西洋医学の薬を否定するわけではなく、私個人としては、副作用の少ない漢方薬から試していくのがいいかもしれないという考えであります。
  • 私が新型コロナウイルスの対策として試しに飲んでいるのが、「桂枝茯苓丸」です。これは、漢方薬では結構メジャーなものであります。もともとは産婦人科向けの漢方薬なのですが、瘀血を改善する働きをするものです。飲むと、少しニッキのような感触が残ります(桂枝の部分ですね)。ちなみに、茯苓とは、キノコのことです。キノコって菌類ですね。菌類は我々哺乳類からすると、生命体としては遠い親戚なんです。ですので、菌類の持つ未知の力が体に作用するのかもしれません。ちなみに、茯苓の効用については、「水分の停滞を改善する」「利尿効果を上げる」などというものがあります。これらも血栓症に効果的と思われます。

医療現場でもいろいろな薬が試されている

  • 医療従事者は、薬を飲むことで、新型コロナウイルスに対して戦う体を作ることを試みています。全世界の多くの国での話です。既存の薬が新型コロナウイルスに対して効果があるかもしれないという報告が相次いでいます。オフターゲット効果(予期していないところに効果が波及すること)が判明し続けています。
  • 医療の現場にいない人たちでも、もちろん生活習慣の改善を行うことや薬などを飲むことで、新型コロナウイルスに対して戦う体を作らなくてはいけません。ですが、我々として簡単にできることから始めようと考えたら、やはり漢方薬や水分摂取などがいいのではないかと思います。
  • 新型コロナウイルスは、多くの国において「抑え込むことに成功した」という局面から、「再度感染が広がっている」といった局面に入っています。新型コロナウイルスのの封じ込めに成功する国はないと思います。日本も例外に漏れないと思いますが、なんとか頑張って乗り越えて行きましょう。