
- 人には痛い所や違和感のある所に自然に手をあてます。
- これは大変意味のある事で、皮膚(脳の外胚葉といわれる)に手を当てる行為は、皮膚上のセンサーが 筋肉や体を構成する組織に刺激を与え、神経学的に痛みを軽減、解消する効果があります。
- この手の代わりになるものが〝キネシオテープ"です。
キネシオテーピングの4つの効果
1. 筋肉の機能を正しく戻す
- 伸びすぎた筋肉、縮みすぎた筋肉、弱った筋肉を適切な 状態に戻すとともに、筋肉を 調整している神経の乱れを 元に戻して、本来持っている機能を回復させることができる。
2. 体を循環している液体(血液、リンパ液など) の循環を良好にする
- 皮膚とその下の組織や筋肉の間に隙間を作ることによって、 血液や組織液の流れを良好 にする。これにより、障害部の 圧迫を和らげ、痛みと違和感をなくす。
3. 痛みの軽減・解消
- 体を動かすたびに、テープの伸縮が皮膚やその下の組織や筋肉を刺激し、障害部の痛みを和らげる。
4. 関節のズレをサポート・解消
- 筋肉の周りにある筋膜などに問題が生じてしまうと、関節に負担がかかり、ズレが起きてしまう。キネシオテックスを筋肉に沿って貼ると、筋膜や問題のある箇所が調整され、筋肉の機能不全も正常化し、同時に関節のズレも改善される。さらに筋肉を適度に圧迫せず保護するので、スポーツ時などに動きを妨げない。

スポーツテーピングとの違い
- 関節を固定するためのスポーツテーピングでは、可動性が損なわれてしまいパフォーマンスが低下してしまいます。
- キネシオテックスの特徴はテープ自体が持つ伸縮性にあります。
- 人体の皮ふ、筋肉などの伸縮率や体の動きを計算し、デザインされています。
- 圧迫による違和感を感じさせず、良好な循環を保ちながら可動性を有し、保護できます。

キネシオテーピングの種類
テープの貼り方
頸部
肘部
膝部
膝部
腓腹筋
足関節
腰部
テープの種類
メディア取材・書籍情報
- キネシオテーピングについて毎日放送VOICE「進化するテーピング」(2012年12月20日放送)
- 院長著書(共著)/臨床キネシオテーピング~柔道整復師編~(たにぐち書店)
- 院長著書/月間手技療法<2014年11月~2015年5月>(たにぐち書店)


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